令和3年6月20日(日)江釣子地区交流センターにおいて令和3年度北上市民俗芸能協会定時総会が開催されました。
開会のあと、理事長より「今年度は、協会として初めて四季ごとに芸能発表の場を中心に据え、コロナ対策は行政と連携し適切に進めていく。引き続き皆様の理解と協力をお願いしたい。」とあいさつがありました。
総会終了後、引き続き民俗芸能功労表彰式も行いました。
被表彰者は次の方々です。
昭和53年から続けられた「芸能発表会」を通して、生徒の
健全育成と民俗芸能の安定した継承に大きく寄与されました。
伊勢流門屋太神楽保存会に昭和24年最年少で保存会に入会。
令和元年まで大黒舞の踊り手として多くの舞台に出演され、
芸歴は61年。平成24年から6代目庭元として後継者育成に
尽力されています。
煤孫ひな子剣舞保存会に昭和50年に入会。現在まで副会長と
して運営に貢献。若手の笛吹きを発掘・指導にあたり、後継者
育成とひな子剣舞の継承に尽力されました。
(取締役社長 千田富士夫 様)
民俗芸能に深く理解を示され、なかなか作り手がいない貴重な
お囃子「手平鉦」50組(100万円相当)を寄贈いただきました。
表彰式終了後の芸能公演で、「築舘大乗神楽」が、さっそく寄贈いただいた手平鉦で美しい音色を鳴り響かせました。